ひと・へや  の リノベーション

私の暮らすマンション(エバーグリーン淀川)にて、小さな改修工事の設計をさせていただき、
先日、無事に引渡しいたしました。

最初に、ご相談をいただいたのは、昨年の秋ごろ。
すぐ、お宅まで伺いました。
(なんといっても、すぐ近くですから。(笑))

ご相談内容をまとめると、
しばらく使っていなかった和室を、ご自分のための寝室に改修されたいとのこと。

てっきり、住戸全体の改修工事だと勝手に考えていた私・・・・・。

「これは、設計も現場監理も効率的にしないと、厳しいなあ…。」
なんて、ふと考えていたところ、

お施主さんより一言、
「リフォームするときは、絶対に狩谷さんにお願いしたいと、前からずっと思っていたんです。
一部屋だけで申し訳ないですが、お願いできますか?」と。

もう、絶対やるしかないでしょう。
効率的になんて…、そんなの関係ねえ、全力でより良いお部屋を提案させていただきますよ‼
と、心の内では叫びつつ、

「ええ、もちろんお引受けさせていただきますよ。」とクールに一言・・・。

設計者が落ちる殺し文句を、よくご存知です。(笑)。
年末年始を挟んだので、少し時間はかかりましたが、
お部屋のできには、大変、喜んでいただけました。

ひと部屋のリノベーションも、よいものですね。

長年住み慣れた住まいや、周辺環境って、
いっぺに全部かえてしまうのは、ちょっとしんどいところも有りますからね。

ひと部屋のリノベーションって、
新しいもの(空間)が少し入ることで、また全体が輝きだす感じ。
ってところでしょうか。

終の棲家として、今のお住いを少しだけ、
改修してみたいと、お考えのかた、
ぜひご相談お待ちしております…!