建物ができるまで

■ 建物が出来るまでの流れ

(延べ床100㎡程度の新築住宅の目安)

1・ご相談

問い合わせフォーム・メール・お電話にて、お問合せ下さい。
その後、お会いしてお話をお伺い致します。ご要望・ご予算などをお聞かせ下さい。また、弊社の仕事の進め方や考え方をお話し致します。計画に関して、まだ、具体的に決まっていなくても結構です。具体的なイメージのある方は資料などをご持参いただけますと、より詳しくお話ができると思います。
(ご相談に費用は頂いておりません。)

2・計画案のご提示

ご相談後、設計契約前に、どのような計画が可能かご覧になりたいと言う方には、プラン提案をさせていただいております。
お伺いしたイメージを大切にしながら、敷地・法規・空間構成・構造・予算など、様々な条件を考慮しながら検討を繰り返し、計画案を作成、ご提示いたします。
(4~5週間程度のお時間を頂戴いたします。)

計画案をご覧になった後、“ここはもっとこうしたい、こっちはこの案がいいかな”或いは、“もう一つ違う案も見てみたい”など、ご意見・ご要望をお聞かせ下さい。そして、さらにご一緒に計画を進めていくかどうかをご検討ください。
設計契約前のプラン提案は有料(住宅の場合5万円)で承っております。
(提案内容・規模により費用が変わります。ご契約の場合は、費用は頂きません。)
※設計契約後にプラン検討をされる場合は、“3・ご契約”にお進み下さい。

3・ご契約(設計監理契約)

設計のご相談を重ね、本格的に計画を進める場合は、弊社と設計監理契約を取り交わし、より詳細な設計へと進みます。
ご契約時に設計監理料の20%のお支払いをお願いいたします。

4・設計作業(基本設計・実施設計)

本格的な設計の開始です。お手持ちの家具や持ち物の量などもお伺いした上で収納計画、動線計画、家具配置などについても配慮し、それらを反映させた計画を練って行きます。
設備機器・仕上材料検討時には、ショールーム見学などもご同行いたします。

基本設計は、プラン検討の他、各種法令の検討も行いデザインを整えます。
ご納得いくまで、打合せやプラン検討を行い、最終的には、基本設計図面(配置図・仕上表・平面図・立面図・断面図)や模型の作成を致します。

実施設計は、見積及び工事が行なえる詳細図面を作成し、照明計画、設備設計、構造計算も行ないます。

基本設計・実施設計合わせ、4~6ヶ月程度の期間が掛かります。

実施設計作業が完了した段階で設計監理料の40%のお支払いをお願いいたします。

5・工事見積

図面をもとに、現場にて施工会社への説明を行い、正式な工事見積を依頼します。
施工会社は、こちらで信頼できる工務店を紹介する事も、お客様ご指定の工務店にお願いすることも可能です。また、施工業者2、3社に相見積もりを依頼することも可能です。

6・予算調整 / 確認申請

見積りを比較・検討し、その結果をお客様にご報告します。工務店からの見積金額が妥当かどうか、お客様に代わってチェックするとともに、工事を予算内におさめるための調整を行います。
見積り結果によっては工事規模・内容の再検討や、素材の変更を行い、お客様にご相談の上、まとめあげます。

この期間は次の工程を進めるにあたり重要な期間ですので、約1ヶ月の期間を見込んでおいてください。

同時に、役所及び審査機関に提出する確認申請書類の準備し、提出します。

7・着工 / 工事監理

予算と技術力を考慮の上、施工会社を決定します。
施工業者と工事契約を結んで頂いた上で、着工となります。
(先の確認申請の審査が通っていないと着工はできません。)
工事中は、後に隠れてしまう部分についてもチェックを行い、施工業者任せにしない設計監理を致します。仕上げの色や器具の細かな取付位置なども決定していきます。

※審査機関による中間検査を行います。
中間検査完了後、設計監理料の20%のお支払いをお願いいたします。(中間検査がない場合、上棟時)

※工事費は工事契約時の支払い条件に応じて、施工会社にお支払いいただきます。

8・竣工引渡し

工事完了後、設計事務所検査、法定検査(審査機関による)を実施し、その後お客様立会いのうえ竣工検査を行い、工事の仕上がりをご確認いただきます。瑕疵がないかどうかチェックを行い、チェック項目の手直し工事の完了をもってお引渡しとなります。

※工事完了時に設計監理料の残金のお支払いをお願いいたします。